レッドリスト等作成に関する業務
レッドリストとは絶滅のおそれのある野生生物種について、種ごとに絶滅のおそれを評価した結果をとりまとめたリストです。希少種保全を進めるにあたって、基礎的かつ大変重要な資料となるリストの作成等に、当センターでは古くから関わっています。
レッドリストの作成および見直し
レッドデータブック
当センターでは、日本に生息・生育する野生生物に関する絶滅の危険度を、各分類群の専門家等と共に生物学的な観点から科学的に評価を行い、長期にわたり国のレッドリスト作成や見直しに関わってきました。また、国の海洋生物レッドリスト作成にも関わったほか、都道府県版のレッドリスト作成の実績もあります。
(受託業務例)
- 国内希少野生動植物種及び絶滅危惧種の選定のための調査等委託業務(環境省)
- 海洋生物の絶滅のおそれの評価検討委託業務(環境省)
レッドデータブック作成
レッドデータブック2014
レッドデータブックは、レッドリストに掲載された種について、形態や分布域などの基礎情報、現在の生息・生育状況、存続を脅かす要因などについて種ごとにとりまとめ、希少種の現状を一般に普及啓発することを目的の一つとしています。
当センターでは、各分類群の多くの専門家から情報や意見などをとりまとめてデータの整理を行い、レッドデータブックの編纂を行ってきました。
(受託業務例)
- 絶滅のおそれのある野生動植物種の選定・見直しのための調査等委託業務(環境省)
- 「東京都の保護上重要な野生生物種」改定に関する調査(東京都)