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一般財団法人 自然環境研究センター

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鳥獣被害防止

近年、ニホンジカやイノシシなどの鳥獣が急速に増加して生息分布域が拡大し、生態系や農林業、人の生活環境への被害が深刻化しています。こうした状況を踏まえ、被害を及ぼす鳥獣の個体数を大幅に減少させて鳥獣の管理を強化することと、鳥獣の捕獲の担い手を確保することが求められています。そこで、平成26(2014)年5月の鳥獣保護管理法の施行で指定管理鳥獣捕獲等事業の創設や認定鳥獣捕獲等事業者制度が導入され、各地で科学的、計画的、組織的な鳥獣の捕獲等が実施されています。

当センターでは、指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画策定支援から被害防除や捕獲のスペシャリストを配置することで、緊急対応や担い手の育成を含めた長期的な対応を行っています。

 

指定管理鳥獣捕獲等事業の制度推進、実施計画策定、評価

農業被害調査
農業被害調査

指定管理鳥獣捕獲等事業は、鳥獣保護管理法の施行により新たに創設された制度で、集中的かつ広域的に管理を図る必要がある指定管理鳥獣(ニホンジカ及びイノシシ)について、国又は都道府県が捕獲等をする事業です。実施に当たっては、指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画を策定し、この計画に基づいて捕獲等事業を行います。

当センターでは、指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画の策定や事業評価を支援しています。

(受託業務例)

 

 

指定管理鳥獣捕獲等事業における捕獲防除作業

指定管理事業の実施
指定管理事業の実施

都道府県が策定した指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画を基に、指定管理鳥獣捕獲等事業に基づく捕獲作業が実施されます。

当センターでは、群馬県や千葉県等各地の指定管理鳥獣捕獲等事業に参画し、優秀な捕獲従事者により地域の鳥獣被害の防除に貢献しています。

 

 

(受託業務例)

 

 

指定管理鳥獣捕獲等事業における夜間銃猟

夜間銃猟によるニホンジカ捕獲
夜間銃猟によるニホンジカ捕獲

夜間銃猟は、都道府県又は国が指定管理鳥獣捕獲等事業を効率的に行うために必要と判断し、委託を受けた認定鳥獣捕獲等事業者が都道府県知事の確認を受けて実施できます。

当センターでは、夜間銃猟を実施するための基準の1つである「夜間銃猟安全管理講習会」を開催しています。また、長野県における夜間銃猟によるニホンジカ捕獲を実施しました。

 

(受託業務例)

 

 

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