2024年6月-2024年8月のTOP画像
小笠原父島北部沖/ 撮影 : 小山田佑輔
小笠原の海は深い青色が美しく、その色彩は” ボニンブルー” と呼ばれています。幸運にも虹が架かりコントラストを楽しめました。
ハマダンゴムシ(小笠原諸島)/ 撮影 : 小山田佑輔
父島のどの海岸でも比較的簡単に観察することができます。昼間は海岸の砂の中に潜っており、夜になると姿を現して歩き回ります。
鳥海山(山形県)/ 撮影 : 小出可能
チョウカイフスマやチョウカイアザミを目当てに登った鳥海山。慣れない雪渓歩きは難儀しましたが、夕日に照らされた空と雲海は素晴らしいものでした。
アカマダラ(対馬)/ 撮影 : 大田和朋紀
アカマダラは日本では対馬にのみ生息。他に日本ではシロマダラ( 白黒)、アカマタ(赤黒白)、アオマダラ(青黒、ウミヘビ)がいますが、この赤黒ストライプは抜群にカッコいい!
由布川渓谷(大分県)/ 撮影 : 杉村尚
由布川渓谷は60 万年前の噴火由来の火砕流堆積物を由布川が浸食してできたということですが、切り立った断崖は苔むして独特の雰囲気を醸し出している。温泉帰りにふらりと立ち寄ったら望外の風景が見られて驚きました。
2024年3月-2024年5月のTOP画像
アズマシロカネソウ(新潟県)/ 撮影 : 千葉かおり
新緑の中でのハイキングで、小川のそばに咲くアズマシロカネソウを見つけました。水の輝きと相まって、春のきらめきを感じました。
大台ケ原/ 撮影 : 中田靖彦
新緑の大台ヶ原(西大台利用調整地区)です。庭園のように美しいですが、実はニホンジカの食害によりあまり後継樹が育っていない状況です。
ミズバショウ(新潟県)/ 撮影 : 永津雅人
北日本の湿原を代表するミズバショウは尾瀬を歌った「夏の思い出」であまりにも有名です。春先、花序を守るように広がる白い仏炎苞がよく目立ちます。
オオセンチコガネ(大台ケ原)/ 撮影 : 豊田有加
しんとした大台ヶ原の森の中を歩いていると宝石のように輝く本種に良く出会います。まるで山頂を目指す登山者のようだったので、応援しながらシャッターを切りました。
ヤエヤマオオコウモリ(沖縄県)/ 撮影 : 中島朋成
西表島の北方に浮かぶ人口約50 人の小さな島「鳩間島」。手が届くほどの高さのアダンの葉陰げで休憩する姿を確認いたしました。
2023年12月-2024年2月のTOP画像
カシラダカ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成
ホオジロの仲間で、頭に短い冠羽があり、興奮するとこの冠羽を逆立てます。この姿がカシラダカ(頭高)の名前の由来となっています。
キンショクダモ(小笠原諸島弟島)/ 撮影 : 小山田佑輔
小笠原では決して珍しい植物ではありませんが、新葉の黄金色は時として島の固有植物よりも目を引くことがあります。
ヒガシヒダサンショウウオ(東京都)/ 撮影 : 戸田光彦
冬のある日、繁殖のために渓流に訪れた個体を観察しました。体はつややかで、黒い地色に山吹色の斑紋が目立ちます。鼻先は丸く口は大きく、この角度から見るとあたかも微笑んでいるように見えます。
イイギリ(千葉県)/ 撮影 : 小出可能
植物写真の被写体が、なかなかみつからない真冬の森でしたが、たわわにぶら下がったイイギリの真っ赤な実の房はなかなか見事なのでした。
ミナミトビハゼ(石垣島)/ 撮影 : 髙久宏佑
主に琉球列島の干潟やマングローブ帯にいるハゼの仲間です。魚ですが陸上でよく見かます。沖縄地方では「とんとんみー」と呼ばれ親しまれています。
2023年9月-2023年11月のTOP画像
ムクロジ(長野県上田市)/ 撮影 : 千葉かおり
ムクロジの果皮にはサポニンが含まれ、せっけんの代わりとして使えるそうです。秋の青い空とともに心を洗うような風景でした。
ハラビロカマキリ(愛知県伊予市)/ 撮影 : 石塚新
秋の気配を感じる頃、調査中に傍らのセイタカアワダチソウの茂みから視線を感じました。目をやると花影で獲物を待つカマキリが邪魔をするなと言わんばかりに睨んでいました。
会津駒ヶ岳(福島県)/ 撮影 : 近藤桃子
森林限界を超え出現する湿原の木道歩きは、山登りの醍醐味です。黄金色に輝く草紅葉の中に続く木道とその先に見える山小屋が絵になります。
オキナワキノボリトカゲ(沖縄県)/ 撮影 : 森英章
枝の先の不安定なハンモックでのご就寝。落ちそうだけど、それがいい。もしも寝込みを襲われたら、落ちるほうが命拾いできますからね。
地衣類(山梨県)/ 撮影 : 井上奈津美
9月中旬ごろ、富士山の奥庭の近くで撮影しました。気持ちのよい登山日和の1日で、足元まで綺麗でした。
2023年3月-2023年5月のTOP画像
カラカネトンボ(福島県北塩原村)/ 撮影 : 兒玉尚也
エメラルドのような複眼と唐金色の渋い光沢をまとった文字通りの“唐金蜻蛉”。高原や寒い地域の植生が豊かな池で、ホバリングを交えながら飛び回る姿が観察できます。
沖縄県栗間島/ 撮影 : 戸田光彦
東京から宮古島を訪ねた際、飛行機の右側の窓から島々がよく見えました。宮古諸島北端の池間島から、伊良部島、下地島、栗間島の順に通過し、この栗間大橋を撮った数分後、宮古空港に着陸しました。
ヒメネズミ(神奈川県丹沢)/ 撮影 : 浅野真輝
「野ネズミ」と総称される山林に生息するネズミの仲間で、森林生態系を支える重要な構成員です。日本に広く分布しますが意外と出会うのが難しい動物です。
小笠原母島/ 撮影 : 森英章
深い谷筋に沿って夏空に映えるマルハチの行列。調査地への道中、毎年通っているのに、つい、毎度足を止めてしまう風景です。
ツユムシ幼虫(群馬県)/ 撮影 : 大野葉子
夏の高原、まだやわらかな日差しの中、朝露の残るアジサイの上で、細い脚を大きく伸ばしてじっとしていました。漢字では「露虫」とあてることがあるそうです。
2023年6月-2023年8月のTOP画像
フタスジカタビロハナカミキリ(群馬県利根郡)/ 撮影 : 永野裕
成虫はヤマシャクヤクの花粉や花弁を食べます。鮮やかな黄色と黒い斑紋はヤマシャクヤクの雄しべと雌しべにそっくりで、共に長い時を過ごしてきたと感じさせられます。
オオバヤシャブシ(千葉県鋸山)/ 撮影 : 小出可能
花がまだ少ない早春の貴重な存在です。ムクムクした黄緑色の雄花の房は存在感があり、焦げ茶色の丸っこい果実との対比が青空の下で結構目立ちます。
北岳山頂からの富士山/ 撮影 : 青木正成
北岳山頂は標高3193m、日本第2位の高峰から日本一の富士山を撮影しました。雲が厚く、見えたのはほんの一瞬でした。風に流れる雲海が波のようだったことを覚えています。
キタノアカヒレタビラ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑
東北地方日本海側の河川やため池に生息するタナゴの仲間です。本亜種を含むタビラは日本に5亜種が生息し、それぞれ分布地域は異なり、見た目や生態も微妙に違います。
鳥海山山頂にて(山形県)/ 撮影 : 杉村尚
山麓では既に桜も散った5月の連休中ですが、標高2200mを超える鳥海山の山頂では数日前に雪が降り、雲海上の別世界になっていました。