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一般財団法人 自然環境研究センター

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2023年12月-2024年2月のTOP画像

カシラダカ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成

カシラダカ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成

ホオジロの仲間で、頭に短い冠羽があり、興奮するとこの冠羽を逆立てます。この姿がカシラダカ(頭高)の名前の由来となっています。

 

キンショクダモ(小笠原諸島弟島)/ 撮影 : 小山田佑輔

キンショクダモ(小笠原諸島弟島)/ 撮影 : 小山田佑輔

小笠原では決して珍しい植物ではありませんが、新葉の黄金色は時として島の固有植物よりも目を引くことがあります。

 

ヒガシヒダサンショウウオ(東京都)/ 撮影 : 戸田光彦

ヒガシヒダサンショウウオ(東京都)/ 撮影 : 戸田光彦

冬のある日、繁殖のために渓流に訪れた個体を観察しました。体はつややかで、黒い地色に山吹色の斑紋が目立ちます。鼻先は丸く口は大きく、この角度から見るとあたかも微笑んでいるように見えます。

 

イイギリ(千葉県)/ 撮影 : 小出可能

イイギリ(千葉県)/ 撮影 : 小出可能

植物写真の被写体が、なかなかみつからない真冬の森でしたが、たわわにぶら下がったイイギリの真っ赤な実の房はなかなか見事なのでした。

 

ミナミトビハゼ(石垣島)/ 撮影 : 髙久宏佑

ミナミトビハゼ(石垣島)/ 撮影 : 髙久宏佑

主に琉球列島の干潟やマングローブ帯にいるハゼの仲間です。魚ですが陸上でよく見かます。沖縄地方では「とんとんみー」と呼ばれ親しまれています。

 

2023年9月-2023年11月のTOP画像

ムクロジ(長野県上田市)/ 撮影 : 千葉かおり

ムクロジ(長野県上田市)/ 撮影 : 千葉かおり

ムクロジの果皮にはサポニンが含まれ、せっけんの代わりとして使えるそうです。秋の青い空とともに心を洗うような風景でした。

 

ハラビロカマキリ(愛知県伊予市)/ 撮影 : 石塚新

ハラビロカマキリ(愛知県伊予市)/ 撮影 : 石塚新

秋の気配を感じる頃、調査中に傍らのセイタカアワダチソウの茂みから視線を感じました。目をやると花影で獲物を待つカマキリが邪魔をするなと言わんばかりに睨んでいました。

 

会津駒ヶ岳(福島県)/ 撮影 : 近藤桃子

会津駒ヶ岳(福島県)/ 撮影 : 近藤桃子

森林限界を超え出現する湿原の木道歩きは、山登りの醍醐味です。黄金色に輝く草紅葉の中に続く木道とその先に見える山小屋が絵になります。

 

オキナワキノボリトカゲ(沖縄県)/ 撮影 : 森英章

オキナワキノボリトカゲ(沖縄県)/ 撮影 : 森英章

枝の先の不安定なハンモックでのご就寝。落ちそうだけど、それがいい。もしも寝込みを襲われたら、落ちるほうが命拾いできますからね。

 

地衣類(山梨県)/ 撮影 : 井上奈津美

地衣類(山梨県)/ 撮影 : 井上奈津美

9月中旬ごろ、富士山の奥庭の近くで撮影しました。気持ちのよい登山日和の1日で、足元まで綺麗でした。

 

2023年3月-2023年5月のTOP画像

カラカネトンボ(福島県北塩原村)/ 撮影 : 兒玉尚也

カラカネトンボ(福島県北塩原村)/ 撮影 : 兒玉尚也

エメラルドのような複眼と唐金色の渋い光沢をまとった文字通りの“唐金蜻蛉”。高原や寒い地域の植生が豊かな池で、ホバリングを交えながら飛び回る姿が観察できます。

 

沖縄県栗間島/ 撮影 : 戸田光彦

沖縄県栗間島/ 撮影 : 戸田光彦

東京から宮古島を訪ねた際、飛行機の右側の窓から島々がよく見えました。宮古諸島北端の池間島から、伊良部島、下地島、栗間島の順に通過し、この栗間大橋を撮った数分後、宮古空港に着陸しました。

 

ヒメネズミ(神奈川県丹沢)/ 撮影 : 浅野真輝

ヒメネズミ(神奈川県丹沢)/ 撮影 : 浅野真輝

「野ネズミ」と総称される山林に生息するネズミの仲間で、森林生態系を支える重要な構成員です。日本に広く分布しますが意外と出会うのが難しい動物です。

 

小笠原母島/ 撮影 : 森英章

小笠原母島/ 撮影 : 森英章

深い谷筋に沿って夏空に映えるマルハチの行列。調査地への道中、毎年通っているのに、つい、毎度足を止めてしまう風景です。

 

ツユムシ幼虫(群馬県)/ 撮影 : 大野葉子

ツユムシ幼虫(群馬県)/ 撮影 : 大野葉子

夏の高原、まだやわらかな日差しの中、朝露の残るアジサイの上で、細い脚を大きく伸ばしてじっとしていました。漢字では「露虫」とあてることがあるそうです。

 

2023年6月-2023年8月のTOP画像

フタスジカタビロハナカミキリ(群馬県利根郡)/ 撮影 : 永野裕

フタスジカタビロハナカミキリ(群馬県利根郡)/ 撮影 : 永野裕

成虫はヤマシャクヤクの花粉や花弁を食べます。鮮やかな黄色と黒い斑紋はヤマシャクヤクの雄しべと雌しべにそっくりで、共に長い時を過ごしてきたと感じさせられます。

 

オオバヤシャブシ(千葉県鋸山)/ 撮影 : 小出可能

オオバヤシャブシ(千葉県鋸山)/ 撮影 : 小出可能

花がまだ少ない早春の貴重な存在です。ムクムクした黄緑色の雄花の房は存在感があり、焦げ茶色の丸っこい果実との対比が青空の下で結構目立ちます。

 

北岳山頂からの富士山/ 撮影 : 青木正成

北岳山頂からの富士山/ 撮影 : 青木正成

北岳山頂は標高3193m、日本第2位の高峰から日本一の富士山を撮影しました。雲が厚く、見えたのはほんの一瞬でした。風に流れる雲海が波のようだったことを覚えています。

 

キタノアカヒレタビラ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

キタノアカヒレタビラ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

東北地方日本海側の河川やため池に生息するタナゴの仲間です。本亜種を含むタビラは日本に5亜種が生息し、それぞれ分布地域は異なり、見た目や生態も微妙に違います。

 

鳥海山山頂にて(山形県)/ 撮影 : 杉村尚

鳥海山山頂にて(山形県)/ 撮影 : 杉村尚

山麓では既に桜も散った5月の連休中ですが、標高2200mを超える鳥海山の山頂では数日前に雪が降り、雲海上の別世界になっていました。

 

2022年12月-2023年2月のTOP画像

紀伊山地/ 撮影 : 永津雅人

紀伊山地/ 撮影 : 永津雅人

大台ヶ原や大杉谷を歩き、熊野三山参詣にたどった紀伊半島。大阪への飛行機の窓から、そんな深山幽谷と信仰の路を思い出す景色が見られるとは思いませんでした。

 

ホンドキツネ(山梨県小菅村)/ 撮影 : 浅野真輝

ホンドキツネ(山梨県小菅村)/ 撮影 : 浅野真輝

雪山での調査中、白湯を飲んで身体を温めていると、ふかふかの冬毛を携えたキツネが弾むように歩いてきました。こうした出会いがフィールドワークの醍醐味です。

 

ジョウビタキ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成

ジョウビタキ(群馬県館林市)/ 撮影 : 中島朋成

冬、日本に飛来する冬鳥です。写真はメス。「ヒッヒッヒッ、カッカッ」と鳴きながら、お辞儀をするように頭を下げ、尾を「ピョコッ」と振る仕草が可愛らしい。

 

三原山とススキ草原(東京都伊豆大島)/ 撮影:浅野真輝

三原山とススキ草原(東京都伊豆大島)/ 撮影:浅野真輝

黒いスコリア(火山噴出物)とそこに力強く根を張る黄金のススキ、奥にそびえる活火山「三原山」。真っ黒な大地を踏み締めると、地球の鼓動が聞こえてきます。

 

マガン(宮城県登米市)/ 撮影 : 中島朋成

マガン(宮城県登米市)/ 撮影 : 中島朋成

日中、周辺の水田で採餌していたマガンが、夕暮れ、ねぐらである伊豆沼に一斉に戻ってきました。整然と隊列を組んで飛翔する群れが上空を覆う風景は圧巻です。

 

2022年9月-2022年11月のTOP画像

メグロ(小笠原諸島母島)/ 撮影 : 森英章

メグロ(小笠原諸島母島)/ 撮影 : 森英章

森の床に寝そべってガサゴソしていると、どこからともなく現れて。目の前までやって来て首をかしげる仕草に、毎度心を奪われずにいられない。君も隣で貝を調べるかい?

 

日光白根山頂にて/ 撮影 : 杉村尚

日光白根山頂にて/ 撮影 : 杉村尚

紅葉が終わった10 月の休日の日光白根山は冬支度の真っ最中。積雪前に最後の賑わいを見せていました。

 

ホトケドジョウ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

ホトケドジョウ(山形県)/ 撮影 : 髙久宏佑

東北から関西の水のきれいな水路やため池等に生息するドジョウの仲間です。地域によっては顕著な遺伝的分化が確認されていて、今後新種となる集団もあるかもしれません。

 

常念岳槍ヶ岳殺生付近より/ 撮影 : 近藤桃子

常念岳槍ヶ岳殺生付近より/ 撮影 : 近藤桃子

槍ヶ岳山頂に向かう途中、眼前に迫る槍の穂先にドキドキ興奮が高まるなか振り返って撮った1枚。朝日に照らされた山々の美しさに、しばし緊張が和らぎました。

 

アマミイシカワガエル(奄美大島)/ 撮影 : 髙久宏佑

アマミイシカワガエル(奄美大島)/ 撮影 : 髙久宏佑

奄美大島の固有特産種の特徴的なカエルです。沖縄島北部の集団と合わせて「イシカワガエル」とされていましたが、2011年に奄美大島の集団が新種記載され独立種となりました。

 

 

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